10月12日早朝、クロスケちゃんが息をひきとりました。
14歳でした。

やたらと水をガブガブ飲んでいるので、おかしいな?腎臓かな?と病院に連れて行きました。
ところが、血液検査の結果は腎臓の数値には異常なしでした。原因の分からぬまま、あっというまに体重が減少し、2週間ほどであっけなく旅立ってしまいました。
クロスケとの別れがあまりにも突然で、体に力が入らずこの1週間ボケーッと過ごしていました。

男の子のような名前のクロスケちゃんですが、とっても心優しくて穏やかな性格の女の子でした。
膝に乗るのが大好きで、誰かがベンチに座ると細い目を見開いて走って来て膝を独占していました。

夫の膝に乗るクロスケちゃん。

遊びに来た姉の膝も独占。
後ろで不機嫌になっているのは姉ラブのナカちゃん。
ペットシッターさんの膝にも乗っていました(シッターさん撮影)

クロスケちゃんが我が家に初めて来たのは、2007年12月でした。
動物保護施設では、目が細いことから「細川君」と呼ばれていたんですよ。女の子なんですが・・・。

保護されていた部屋で撮影(2007年夏頃)
何故か目がぱっちり開いている!

新しい住まいにもすぐに慣れてくれました。扱いやすく聞き分けの良い子でした。

ホットカーペットでくつろぐクロスケちゃん。
後ろで寝ているのはガイばあちゃんです。


皆と一緒にホットカーペットで。初期の頃がいまでは懐かしい。

巨大な猫団子( ̄∀ ̄*)

クロスケちゃんの鳴き声は独特で、猫らしくニャーと鳴くことが出来なくて「あんあん」と可愛く鳴いていました。※動画です。

普段はおとなしいクロスケちゃんが、猫草を前にした時だけ様子が変わり落ち着きがなくなっていました。猫草が好きすぎて興奮のあまり手を噛まれることもありましたよ。動画がこちらです。

愛すべきクロスケちゃんとの別れは、本当に辛いものでした。
平日ということもあり、クロスケちゃんの亡骸を車に乗せて一人で動物霊園に向かいました。手続きを済ませ、簡単な葬儀をしていただきました。我が家は頭数が多いので、毎回合同火葬にしているのですが、火葬まで時間があるので葬儀を済ませるとここで永遠の別れとなるのです。

こんな寂しいところにひとりぼっちで残していくのが可哀そうで可哀そうで、帰り道に車を運転しながら涙がポロポロポロポロとめどなくこぼれ落ちて困り果てました。途中の道の駅でひと休みをし、なんとか無事に自宅に帰りつきました。
動物との別れは本当に辛いものですよね。

クロスケちゃんは、先に亡くなった家族と同じお墓に納骨していただきました。今頃は再会を果たしていることでしょう。
さよならクロスケちゃん。

最後となりましたが、クロスケちゃんを可愛がっていただいた皆さまと、クロスケちゃんを保護しお世話してくださった動物保護施設の皆様に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。